この1ヶ月色んなことがありました。

まさに怒涛の1ヶ月。

コンサートのことは半年前くらいから、案が上がって、

ちょうど1ヶ月前くらいから、具体的にコンサートのことが動いていき、

あっという間にいろいろなことがどんどん大きくなっていき、

1/27のコンサート当日を迎えました。

今もあの日のことが夢のよう。

そして、1/27のコンサートを終えて、1/31から10日ほど休暇をとり、ポルトガル、スペインと旅行にいき、一昨日カイロに戻ってきました。

やっと落ち着いてPCの前に座って文章を綴っています。

時間を置いたので、頭冷やして冷静に書けるかなと思ったけども、

まだ頭の中を全然整理できていないようです。

きっとうまく言葉にできないけど、このまま、書き進めます。

大成功のコンサート

前のブログやSNSにも書きましたが、

自分のコントロールを超えて何か大きなことが動き出すようなそんな感覚。

が確かにあり、そういう感覚は自分にとって初めてでした。

コンサートには

在エジプト日本国大使館より能化大使、JICA所長、国際交流基金所長

に出席いただき、エジプトにある日本の三大機関トップが揃って

隊員にはとても嬉しい限りで、この3名に来ていただけるのはとてもありがたいことでした。

さらにNHKのラジオで紹介されて、今朝は産経新聞にもコラムが載りましたし、

在エジプト日本国大使館のFacebookでは通常より多い1000を超えるlikeと100件ほど記事がシェアされました。

本当にありがたいです。

結果、このように多くの方から反響をもらいましたが、

今回、このプロジェクトを進める中で、いろんな人たちと関わり、

その人たちの熱量がそれぞれすごいパワーで

コンサートを進めるまでの過程を私自身がとても楽しむことができました。

そして、面白いくらいにいろんな奇跡が目の前で起きていって、

もうすごいとしか言いようがなかったです。

この先の一生分の運を使い切ってしまった感じです。

 

コンサートの始まり

そもそもこのコンサートは何だったのかというと、いろんな人が関わって、それぞれに想いがあるから、それを一言で表すことはとてもできないのです。

でも、どうしてやることになったかと説明するとするならば、

JICAボランティアの有志の活動を目にして、このコミュニティーを気にかけてくれた日本人夫妻と、

半年前、偶然が重なりこの街を視察し、この場所で色んな想いを巡らせて寄り添ってくれたピアニスト末永氏と、

そしてスキルとキャリアのある、とあるエジプト人の方の協力のもとできたプロジェクトです。

もちろん、コミュニティーと私たちを繋げてくれたアダムや、
学校の先生方や子どもたちも、このコンサートには欠かせない大きな役割を担ってくれました。

ちなみに、コンサートは末永氏のピアノだけではなく子どもたちの歌や、日本の文化紹介もありました。

コンサートをやるなら、ただやるのではなく、子どもたちの経験の場になるようにと思い、

子どもたちが歌を披露するチャンスをつくり、
そして、日本のことを知ってもらうために浴衣や法被の試着や、折り紙やけん玉などの日本の遊びを通して、日本を知ってもらう会にしたかったからです。


みんなで創ったコンサート

私が対外的に色々なところにアナウンスしたり、
でしゃばって色々やるもんだから、
私が一人でやってる風に見えてしまっているかもしれませんが、
ほんとうに色んな人が色んな立場で動いてくれていたんです。

ここで特に感謝申し上げたいのは

マンシェットナセルでの活動を中心になってやってくれていた、帰国した先輩隊員
彼女が約一年間子どもたちと、先生たちと関係性をつくってくれました

私たちの前に立ってコンサートの総合プロデュースをしてくれた日本人夫妻
この夫妻がいなければあらゆることが不可能でした

夫妻の友人で、外務省に所属するエジプト人男性
あらゆる難しい交渉ごとに対応していただきました

そして日本人ピアニスト末永さん
ただコンサートをしたいというだけではなく、どうしたら現地の人たちの心に響くか
プログラム詳細にいたるまで色々なことを寄り添って考えてくださいました

また、助けてくれたJICAボランティア、フライヤーの翻訳を無茶振りしたのにもかかわらず深夜まで対応してくれた友人、
当日足を運んでくれたお客さん、インタビューしてくれた記者さん、遠くから応援してくれてた人、本当に沢山の人に感謝なんです。

あ!あと、同期と一緒に協力してこのコンサートができたのが嬉しかった。


同じアラビア語クラスだった私たち。
2年前に知り合いました。
今回、一人が子どもたちの歌の指揮を、もう一人が歌の伴奏を、同期にサポートしてもらえるのはとても心強かったです。

よくハリウッドスターとかが、アカデミー賞で受賞したとき、色んな人に感謝するけど、あの気持ちがよくわかりました。笑

どうやってこの恩を返せるか。

感謝だらけで大変です。

見えた課題

正直、実は、もう少しコンサートのオーディエンスが多いことを期待していたんです。

だって、盛り上がりが凄かったんだもん!

私が来て欲しかったのは、歌を歌った子どもたちの両親や、マンシェットナセルでゴミの仕分けを手作業でするような労働をしている大人たち。

平日のど真ん中だったから、働いている人たちには都合が難しいのはわかっていました。

でも、思うんです。

これがもし、休日だったとしても結果は同じだろうなと。

じゃあ、どうすればそういう働いている人たちは来てくれるのか?

きっと、そういう大人たちのコミュニティーに入っていって、1年くらいかけて徐々に関係性を築いていく。

そういうことが必要。

今回、子どもたちと一緒にコンサートを作りあげたように、

そういう大人たちとも一緒になにか作り上げていく過程が必要。

これが今の私の中の答えです。

与える支援ではなくて、一緒に作ることが大事だってことを身を以て体感しました。

さて、このコンサートをやるにあたって沢山の奇跡が起きたと書きましたが、その奇跡の一つは次のブログに書こうかなと思います。