赴任してすぐに、5/17から6/14まで 「ラマダン」でした。
まだ、イスラムについてあまり知らないとき、ラマダンって聞くとなんとなく「断食」というイメージしかありませんでした。
かっこよく言うと、最近巷で流行りのファスティング。
そして、1ヶ月も食べないなんて!!どんだけみんなストイックなの!!
という間違った解釈をしていたわけです。
今回の記事は、ちょっと宗教的な話で、ややこしくなりそうですが、この後、ラマダン中に体験したあんなことやこんなことをシェアしたいので、この記事は導入編ということで読んでいたただけると嬉しいです。

ラマダンとは何?

ラマダンってイスラム暦における第9の月のことを言うそうです。
イスラム暦の1年は私たちが普段使っている太陽暦の1年より 10~11日短いので、毎年ちょっとずつずれます。
しかも、聞いた話によると、どこかの権力者さんが、新月を確認して、「さぁ今日からラマダンです!!」となるのです。
だからみんな、「きっと今年は〇〇ぐらいから始まる」と言った感じで、ギリギリまで一体いつから始まるのかよくわからないのです。終わるときも同様で、どこかの権力者さんが新月を確認して終わるそう。
ちなみに、昨日ラマダン最終日でしたが、私は新月を確認できませんでした。
ラマダンが終わったのかよくわからないけど、街の雰囲気を見るに、終わったんだと思います。
そして、その第9の月の日の出から日没までの間は一切の飲食を行なってはいけない「断食」が行われます。
そう、この40度越えの中、飲むこともできないんですよ。でも、日が落ちた後は、沢山のご飯を食べるそう!!
だからダイエットの断食とは違うんですね。
むしろ、ラマダン期間中は家族や親戚で集まって毎日お正月のように沢山の料理を食べるから太る人もいるとか。
ですのでラマダン=断食 ではなく
ラマダン=イスラム暦の第9の月のこと
そして、その期間は日の出から日の入りまで飲食をしない「断食」が行われるのですね。
ではなぜ断食するのでしょう?

断食はイスラム教徒の六信五行の一つ

なんだか聞きなれない言葉が出てきました。(私だけ!?)
要するに、イスラム教の基本として、信じるべき6か条と、守るべき5か条の行いがあるのです。(言葉そのまま!!)
その中の五行の一つに、「断食」をすることが義務付けられています。
ただし、命の危険もあるし、できない状況もあるので、年配者や重い病気を患っている人、妊婦さんや生理中の女性、旅行中の人などは断食を免除されたり、別の時期にやり直すそう。(結構フレキシブル!!)

断食の目的は

食べれないことによって、貧しい人の気持ちを理解したり、自身の信仰心を清める目的があるみたいです。
最終的にはみんな六信五行を守って、天国に行くための貯金をします。

ラマダン中の街

飲食ができないので、飲食店は閉まっていることが多いです。「あぁ、食べ物なくなったらどうしよう。」と心配してましたが、道端の野菜屋さんとか、家の前の売店とか、スーパーとかはちゃんとやってました!!
でも、日没後、ご飯が食べれる時間になると、一時的にスーパーも閉まっちゃうので、要注意です。その時間、店員さんもご飯食べるんですね。
日中は断食で何もできない、しない、したくない、という人が多いので日没後ご飯を食べてから街が活発になります!
夜中まで色んなお店が開いていて、街は賑わっています。
よく東京は眠らない街とか言いますけど、カイロの方が100倍上を行く感じです。
街はランプが飾られ、日本のお正月のような雰囲気が1ヶ月も続きます。

この1ヶ月はラマダンの雰囲気を探しに街に繰り出して、いろいろな体験をしましたので、また別の記事で紹介したいと思っています。