先日、カイロのオペラハウスにて日本大使館と、
カイロ日本人会主催の東日本大震災の追悼イベントがありました。
それに参加した時のことをレポします。
追悼イベントについて
追悼イベントはカイロのオペラハウス、小ホールで行われました。
東日本大震災での犠牲者への追悼と被災地の復興を願う合唱コンサートで、
カイロ日本人学校の児童や、日本語を学ぶ大学生、
そして協力隊が関わっている団体の子ども達などが参加しました。
私は協力隊の先輩が関わっている団体の子どもたちと、
プライベートで関わっている団体の子どもたちの引率のお手伝いとしてこのイベントに関わりましたが、
リハーサルから本番まで4時間くらいあり、子どもたちを統率するのがとっても大変でした。
これを普段一人でやってる協力隊員、ほんとすごい。
リハーサル
リハの1時間前に集合時間を設定していたのに、なかなか来ない。
電話しても、今向かってる、道が混んでて〜〜〜って。
そりゃカイロの道だもの、混んでますよ。
混んでることを予想して時間配分するというのは日本人だけの特殊スキルなのでしょうか?笑
リハーサルは後ろ倒しできないから、できなかったらもう本番ぶっつけと言われましたが、
リハ時間15分の残り10分で到着、走ってみんなを会場に連れてって、
残り5分だけ合わせることができました。
リハが終わってから本番までは時間があるので、会場内の休憩スペースで休憩&練習。
大人しく待って居てくれるこ、元気ありあまって走り回っちゃう子、喧嘩しちゃう子、様々。
でも、お菓子のゴミはちゃんとゴミ箱探してゴミ箱に捨ててた。感動。
どこで誰が教えてくれたんだろう。
本番
本番は可愛いハプニングが盛りだくさんで、会場は笑いが止まらなかったのです。
先ず、マイクの取り合い発生。
音を拾うためのマイクがいくつかあるのですが、みんなこれは自分のものだといわんばかりに占領。
自分もマイクで歌いたいのに!!って子が合唱中あっちこっち彷徨う。笑
最後はマイクに向かって誰かが「シュクラン」(=ありがとう)って言っちゃった。
間違ってないけど、言わなくてもいいよー。笑
後日、このイベントに関わっていた方から、
私の関わった団体の子どもたちが一番子どもらしくて、
ほんわかしてよかったし、
あの時の会場の雰囲気が一番良かったっていってもらえました。
嬉しい!!
歌は上手に歌えたわけじゃないけども、
一緒に練習した日々と、カイロオペラハウスで歌ったってことが
彼らの人生の中で一つの経験になれば嬉しいなと思ったのでした。