ラマダンの中で、とても大事なのが「イフタール」
直訳すると「朝食」なのですが、要するに日没後に一番最初に食べるご飯のことなんですね。エジプトにきてびっくりしたのが、このイフタール、無料で食べれる場所が沢山あるんです。
これはエジプトに限らず、イスラム圏でよく見られる光景と聞きましたが、住んでるエリアや、国によって差があるかもしれません。

無料イフタールとは?

イフタールはモスクや、学校、街の通り沿いに椅子とテーブルが並んだりしていて、そのような場所で食べられます。
無料イフタールは「神の食卓」アラビア語で「مائدة الرحمن」(アラビア語は右から読んでね)という名前だそうですが、私の語学力だと正しく読めません。「マーダットイルラヒミーン」かな…なんだろ。
これは地域の富裕層、権力者などが、普段ご飯を満足に食べられない人に対して施しをするためのものです。
ですので、場所にもよるのですが、無料のイフタールには貧困層が多く集まります。

無料イフタールを体験

イフタールの本来の目的は貧困層への施しではありますが、実際は誰が食べに行っても問題ありません。
会場によって雰囲気は様々で、本当に貧困層ばかりで近寄りがたい場所や、すごくオープンで参加しやすい場所などがあります。私が一番最初に参加したイフタールは、外国人が多く住むエリアにあるイフタールでした。
しかし、会場に行ってみたら外国人はおらず、しかも9割が男性でした。
ですので、子ども連れのテーブルに相席させてもらい、断食明けのその瞬間を一緒に待ちました。待っている間、現地の方の視線を浴び続け、写真をどうするか迷ったのですが、頑張って撮影しました。上手に撮れなかったのは、色々ビビってたからです。ご察しください。
やはり、貧困層が多いので、写真がOKかどうかは、その場の空気を感じとる必要があります。カメラを向けられたくない人もいるようで、別会場で写真を撮ろうとした時はダメだと言われました。

イフタールに欠かせないナツメヤシの果実”デーツ”

見た目はプレーンですが、甘くてとっても美味しいんです。売っているものは加工されていておそらくシロップにつけてあるもの。わたしの味覚だと、黒糖っぽい味がします。エジプトのあらゆる場所で売っていて、ラマダン期間中はいつも以上に店頭に並んでいます。
イフタールはまず初めにデーツを食べます。これは、空腹の胃を慣れさせるため、とか、アッラーの預言者ムハンマドが断食の終わりにデーツを食べたと言い伝えられているので、それに習っているそうです。
ちなみに、個数は奇数数食べるそうです。なんか、奇数は縁起がいいとか、そんな理由だったはずです。

本日のイフタールメニュー

  • アラブの伝統のパン「アイーッシ」
  • パスタ入りご飯
  • 牛肉と豆のトマトスープ
  • ピリ辛野菜サラダ(生物は要注意なので、一口味見しただけです)
  • タマリンドジュース(写真には写ってないです)

日本人からすると、見た目はぎょ!?っとしてしまう感じでしょうか。味は結構美味しいんです。

いざ実食!!

だいたいタイミング的には6:45ごろの日没、街にアザーンが響き渡った頃なのですが・・・誰かが何らかしらのタイミングで、何か言うんですよね。
そしたらみんな一斉に食べ始める!!目の前の女の子もお行儀よく食べておりました。

翌日同僚に、通りのイフタールに行ったと言ったかなりびっくりされました。女子一人で行くような場所ではないようなのですが、これからも協力隊っぽく現地の生活を色々体験して見たいと思います!