ヨルダン旅行から戻ってだいぶ時間が経ちますが、エジプトに戻ってからバタバタして、さらには風邪で寝込んでしまいやっとブログ再開です。風邪ひいてもう動けない、限界!って時に、近所の先輩がご飯持って助けに来てくれました。31歳、泣きそうになりました。お味噌汁が、最高に美味しかった。日本でもご近所同士、交流があったり、近所に友達がたくさん住んでいて、週末などご飯会をしたらメンタル的に生活向上するだろうに・・・と思ってやまないのでした。さて、風邪ひいた話はここまでにして、今回は、以前書いた記事”ゴミの街”のその後についてです。

ゴミの街 マンシェットナセルの記事

2度目のマンシェットナセル

先日、2度目の、ゴミの街、マンシェットナセルの訪問に行きました。
初めてマンシェットナセルに行ったのは7月下旬でしたが、このゴミの街のことが気になり、先輩隊員と共にネットで色々調べてみました。するとカイロにある日本人学校の先生が、授業の一環で、ゴミの街にある”リサイクルの学校”という名の施設を訪問していることがわかり、その先生にコンタクトをとり、先生からお話を聞くことができました。
先生からは、

  • どういった施設を訪問したか
  • エジプトのゴミ処理はどの様になってるのか
  • リサイクルの学校にはどんな子どもたちが来ているのか

など話を聞くことができました。

先生の情報によりますと、やはりエジプトには国としてゴミをリサイクルする仕組みや施設がないとのこと。
先生が訪問した“リサイクルの学校”というのはマンシェットナセルに住む子どもたちが、日中ゴミの回収に街に出ていて学校に行けない為、その子たちのために夜遅くまで開いている施設で、読み書きや、地図の読み方などを学ぶ様な施設になっているそう。

映画鑑賞会”Garbage Dreams”

先生から話を聞いて、次は映画鑑賞会をしました。
これはGarbage Dreamsというマンシェットナセルを舞台にしたドキュメンタリー映画で2009年に公開されていました。
生憎YoutubeにもiTunesにもフルの映画はUPされていませんが、YoutubeにあるPR動画を見て頂けると街の雰囲気や、事情がわかると思います。

Garbage Dreams Trailer

映画の内容

この映画は、ゴミ拾いの少年アダムとその友人二人に焦点を当てた映画になっていて、ゴミ拾いの少年がゴミ拾いについてどう考え、どう生きていくか、という様な内容でした。印象深かったシーンは、海外の支援団体の援助でイギリスに行ったアダムが、リサイクルシステムの仕組みを目の当たりにし、驚き、そのことがきっかけで、もっと海外で学んで、その学んだことをこの地区で活かして行きたいと述べていた部分です。主人公3人がそれぞれの生きる道に向かっていく、暗い現状の中にも何か希望を見出せるような映画だった気がします。

今回は、日本人学校の先生の知り合いを通して、リサイクルの学校に行くはずだったのですが、担当の方の都合で延期になってしまった為、先輩がマンシェットナセルのリサイクル関連の女性自立支援施設?のようなところにアポを取って下さり、何名かで訪問することになりました。が、その前に、今回初めてマンシェットナセルに行くメンバーもいた為、前回のように洞窟教会の観光をしました!

するとそこから色々な偶然が重なり色々と良い方向に向かいました。

偶然の連続

たまたま、教会で日本人に会いました。その方は、日本人学校の今年4年生を受け持っている先生でした。
何しに来たか伺ったところ、今年も授業の一環でリサイクルセンターに行くのでその下見をしていて、その帰りに立ち寄ったとのこと!

そのリサイクルセンター私たちも行きたいです!っていう協力隊の突然のリクエストに嫌な顔せず、リサイクルセンターまでの道を案内してくださいました。

しかし、その途中になんか学校っぽいところがあるっていうので、立ち寄ることに。まさか、ここは映画に出てたリサイクルの学校!?私たちが行きたかった場所じゃないですか。。。

アポなしで立ち寄らせてもらったけど、welcomeな雰囲気で、突然の訪問にもかかわらず、色々案内してもらいました。子どもたちも人懐っこくて、名前は何?どこから来たの?ってたくさん聞いてくれました。

説明してくれた担当者に

実は私たち、Garabage Dreamsという映画を見まして、この学校は映画に出てた場所ですよね?当時の男の子たちはどうしてますか?

と聞いたら、なんと目の前の男性が主人公アダムとのこと!!

約10年の月日が経ち、成長しすぎてて全然わからなかった!!

他のメインキャストもこの街で無事に暮らしてるとのこと!!

さらにすごかったのは、あの映画の後、アダムはアメリカに2年間留学に行ったそうで、英語がめちゃくちゃ上手になっていました。映画が撮影された当時は全く喋れなかったのに。そして今は、このリサイクル学校で教えたり、マネジメント的なことをしているそうでした。

私たちがボランティアとしてエジプトで活動していると話したところ、ぜひ一緒に何かしよう!!ということだったので、これから何かコラボできたらいいなと、連絡先を交換し、その場を後にしました。

apeへの訪問

リサイクル学校を後にして、そのまま5分くらい歩いたところにある、ape=association for the protection of the environment というリサイクルセンターに行きました。

そうすると、「待ってたよ〜」って出迎えてくれる男性が。どうやら私たちがアポを取っていたのはこの場所のようでした。
この施設は1984年からあるらしく、かなりしっかりとした運営がされているイメージでした。

ゴミから製品を作って売ったり、女性に製品の作り方をトレーニングしたり、小学校に上がる前の子どもたちの教育の場になっていて教室も、遊び場もありました。おそらく、海外のNGOが長期にわたりサポートしているのだと思います。

製品は、日本でもよくある、紙すきの手法で再生紙を作ったり、缶のリングプルからバッグを作ったりして商品化していました。この団体の活動はどれくらいこの地域の生活向上に役立っているかはわかりませんが、子どもたちへの教育、女性の自立支援は長期にわたりしっかり活動しているイメージでした。

今回、映画の主人公アダムと繋がれたことは大きな収穫だったので、これから交流をして何かアクション起こせればいいなと思っている次第です。何も知らなかったところから、ここまで広がったのがかなり嬉しいです。
次いつのタイミングでどのようなアクションを起こすかまだ決まっていませんが、引き続きリサーチ活動していくので、進展あり次第、このブログで報告したいと思います。