このブログで度々書いてきた、ゴミの街マンシェット・ナセル。
そして、この街を舞台にしたドキュメンタリー映画、Garabage Dreams。
この映画の主人公の一人、アダムとは偶然の出会いから友人になりました。
その彼がなんと先日日本に行って来たのです。

アダム、日本の研修プログラムに合格

年が開ける前、帰国した先輩隊員より、
国際交流基金という、JICAのような独立行政法人で
日本語、日本文化を各国に広める活動をしている団体が
日本に研修に行くエジプト人を募集していると連絡がありました。

その研修のメインテーマは「環境」で、
環境に関わる団体に所属しているエジプト人を募集しているようでした。

私はその話をきいてもピンとこなかったのですが、
いまプライベートで一緒に活動している先輩が、

アダムに声をかけるのがいいのでは?

と言ってくれて、
アダムに声をかけてみることにしました。

もちろん、彼は即答で興味があるとのこと。

そして、国際交流基金の人とアダムをつなぐこととなりました。
しかし、国際交流基金の人から連絡をもらったときは

アダムが応募するのは難しい

と、断られてしまったのです。
おそらく、個人で活動しているからだと思われます。
でもとても能力、意欲共に高いので、
是非書類だけでも目を通してくださいとお願いし、
無事に双方をつなぐことができました。

ただ、今回はかなり激戦で、可能性は低いと事前に念押しされました。

そこから2ヶ月くらい。
アダムも私も諦めていた頃、
1月8日に、国際交流基金から連絡があり、
アダムが合格したと報告を受けました!

実のところ私も、最初から厳しいかなとおもっていたのですが、
まさかな出来事が起きて日本にいくことに!!

国際交流基金の人いわく、
今までは大きな団体に所属する
ある程度偉い人などをpick upしてたけど
本来このような研修は
アダムのような人が行くべきなのかと思ったそうです。

そして2月末に10日間の研修をうけエジプトに戻って来ました。

詳しい研修内容は聞けていないのですが、
東京、四日市、佐賀(琵琶湖?)、京都などを回ったよう。

日本は世界で一番綺麗な国だと思うと感想をいただきました。
そして日本のゴミの分別の細かさにはびっくりしたと。

ただ、日本は全てが日本語で、
日本語がわからないと生活が大変だと感じたようです。
そういった面では遅れてるように感じると言ってました。

超的確なコメント。

日本はテクノロジーがどうのこうの言ってるけど、
閉鎖的な国、島国で孤立した国なので、
実際は世界から遅れをとってる部分はすごく多いと思います。

2020年、日本でオリンピックが開催されますが、
世界中から来た人が過ごしやすい街、東京になることを願ってます。